「称賛」によって組織のエンゲージメントが高まるPRAISE CARD

企業の風土改革と一人ひとりが成長し合える好循環な組織を実現する

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BIPROGYが企画・開発したアプリケーション「PRAISE CARD(プレイズカード)」。組織内で称賛カードを贈り合うことを通じて、コミュニケーションの活性化を促進し、ひいては組織エンゲージメントにも貢献する。このアプリが従来のコミュニケーションツールと一線を画すポイントは、個人に集まった称賛カードがデータ分析され、その人の強みがアルゴリズムによって洗い出される点だ。さらにこうした分析に基づいて社内で相性の良い人を知ることができ、新たなコミュニケーション機会の創出にもつながるという。PRAISE CARD誕生に向けた発想はどこから生まれ、今後どのような効果が見込まれているのか。BIPROGYのプロジェクトメンバー3人と、共同開発者として携わった博報堂コンサルティングの依田真幸氏、アドバイザーの東京女子大学専任講師 博士・正木郁太郎氏に話を聞いた。

ヘッドライン

その人らしく輝く姿を称賛し「本物に光を当てる」サービス

――まずは、本プロジェクトにおける皆さんの関わりについて教えてください。

依田博報堂コンサルティングで、クライアント企業のパーパスやバリュー、ブランドを創るお手伝いをしています。PRAISE CARDがあれば、パーパスやバリューがより社内に浸透しやすくなると考えており、理念浸透への寄与の観点からプロジェクトに参画しています。

写真:依田真幸氏
株式会社博報堂コンサルティング
プロデューサー
依田真幸氏

正木東京女子大学の教員で、組織で働く人に関する社会心理学のさまざまな研究をしています。例えば、ダイバーシティマネジメントは1つのテーマで、多様な人が組織に集まったときに何が起こるのか、を中心に研究しています。このプロジェクトには、専門家の立場からサービスに対するアドバイスをしたり、PRAISE CARDで集まったデータを受けて調査分析をしたりするような役割で関わっています。

写真:正木郁太郎氏
東京女子大学
現代教養学部 心理・コミュニケーション学科
専任講師 博士(社会心理学)
正木郁太郎氏

牧野テクノロジーを主体としたマーケティングの部署で、新しいテクノロジーを活用した商品企画を担当しています。「PRAISE CARD」は、注目を集めているブロックチェーン技術を使っています。現在は、国内外の企業にPRAISE CARDだけでなくこの技術を駆使したさまざまな可能性について広める役割として携わっています。

写真:牧野友紀
BIPROGY株式会社
Techマーケ&デザイン企画部 データデザイン室 データマーケ課
牧野友紀

金木サービスイノベーション事業部で営業を担当しています。PRAISE CARDは一人の利用者として、どんな価値があるのかを実体験しながら、営業としてお客さまに導入をご提案しています。2022年6月からプロジェクトに参加しており、このサービスをいかに世の中に広めていくかが私の役割です。

写真:金木彩音
BIPROGY株式会社
サービスイノベーション事業部 ビジネス四部 第一営業所(3G)
金木彩音

奥村金木さんをはじめとする営業担当や、お客さまから相談を受けた新規事業を実現させていくための支援業務が私の担当です。もともとはPRAISE CARDの推進・企画メンバー、現在は企画の支援担当として携わっています。

写真:奥村将
BIPROGY株式会社
グループマーケティング部 ビジネスアクセラレーション室
奥村将

――開発のきっかけについて詳しく教えてください。

牧野長く働く中で、これまでは与えられた業務を淡々とこなすことが良い働き方だと言われていました。部下や同僚に対しても、感情を抑え、時にはまるで“能面”をつけたように冷静に振る舞うこともあったのですが、イノベーションを強く求められる今は、仕事の楽しさをみんなで感じなければよい仕事ができない、と思ったのが最初のきっかけです。コロナ禍でリモートワークをするようになってからはなおさらです。何のために仕事をしているのか分からなくなり、他の人たちがどう働いているかにも関心が持てなくなってしまい、「このままではまずい」と思いました。加えて、社内のプロジェクトではリーダーにスポットライトが当たり、メンバーにはなかなか光が当たらないことに疑問を感じていました。目立った成果はなくても、本当に丁寧にお客さまに対応するなどコツコツ頑張る社員は多くいます。そのような人をきちんと称賛し、背中を押すことができないか――。頑張る姿を見たときにすぐに周囲が称賛する、「本物に光が当たる」環境をつくれたらと思ったんです。もう1人の企画メンバーと一緒に、本業とは別の取り組みとして始めました。そこから共感してくれる人が増えて、社内外で輪が広がっていきました。

PRAISE CARDのサービスイメージ

図版:PRAISE CARDのサービスイメージ
PRAISE CARDはアプリを介し、社員同士が日々の業務の中で自由に称賛を送り合えるサービス。企業ごとに任意の称賛カードを設定でき、その中から送りたい称賛の内容を選ぶことができる

依田もともと、当社でオンワード商事さんのパーパス・バリューの策定、浸透のお手伝いをしていました。私が参画したのは、その理念浸透のためにPRAISE CARDを試験的に使っていただこうというタイミングで、導入時に盛り上げる施策ができないか、とお声がけいただきました。そこでキャンペーンなどのさまざまなアイデアを提案しました。他方で、私としても組織を変えるにはどうすればいいかと思い、社外の勉強会に参加していたんです。今って『幸せそうに働いている人が少ない世の中だな』と感じていて、自分の気持ちにふたをして生きている人が多い気がします。自分や周囲の幸せを考えるためにはどうすればいいかにすごく関心があったんですね。最初にお話を聞いた時、こうした個人的な気持ちとすごくフィットすると感じました。活躍する人にきちんと光が当たる働き方が広がれば、多くの人々が幸せになれる。そう思い、プロジェクトにのめり込んでいきました。個人的な関心と会社の事業がうまくつながったと思います。

正木私の場合は、知人からの紹介でこのプロジェクトを知りました。人が持つ価値観や欲求などの内面的なものを客観的に測る手段は、アンケート調査が主流です。しかし、個人としてはやや物足りなさを感じていました。何か別の方法で、行動データのような客観的なものから内面を推測できないかと考えて、それを目指していたプロジェクトに参加していたんです。その中で、PRAISE CARDを聞き、アドバイザーとして関わるようになりました。また、それとは別の出発点もありました。他社でダイバーシティに関する調査にも協力していますが、『組織に多様性を織り込むこと』と『その実現に向けた具体的な推進策を打ち出すこと』の難しさを痛感していました。その中で、さまざまな分析から出てきたのが「感謝」というキーワードであり施策でした。称賛と近い言葉ですが、この結果を見たときに、PRAISE CARDとつながったなとも思いました。

一人ひとりが個性を発揮し挑戦することを後押しする

――「感謝」や「称賛」が、心理学の観点からも組織形成に効果があるということでしょうか。

正木日常生活における感謝の研究は20年ほど前からなされていて、感謝された人の思考や行動をポジティブな方向に変えるなどの分析結果が出ています。対人関係を強化、維持するような機能もあると言われています。ただ、心理学の研究はどうしても恋人や友人といったインフォーマルな対人関係が研究の対象になっていて、ある種“ドライな人間関係”の場である職場でも同じことが言えるのかという点で、実はこうしたフォーマルな関係性についてのデータがほとんどなかったのです。それがPRAISE CARDによって、感謝や称賛をもらった人がどんな行動をとるのか、チームワークやエンゲージメントがどう変化するのかといったデータを蓄積できるようになります。研究上、これはとても価値のあるものになると思っています。

PRAISE CARDの贈り手と受け手の好循環

図版:PRAISE CARDの贈り手と受け手の好循環
PRAISE CARDの称賛を通じ、贈る側も受け取る側も、お互いが成長し合える好循環な環境をつくることが可能となる

金木PRAISE CARDをすでに活用しているユーザー企業でも今後どのような分析が可能になるのか、組織状態がどう変化していくのかに期待が高まっています。データが蓄積し、研究が進展すれば企業ごとに分析はより精緻になり、深く組織変革に貢献できるでしょう。PRAISE CARDの進化を図ることで、研究の進歩にも寄与できるよう確かな歩みを進めて行きます。

――PRAISE CARD開発時に、機能面や操作性などで工夫した点について教えてください。

金木本サービスは、内発的な称賛を生み出すUX設計に注力しています。「たくさん贈れば評価につながる」などの外的要因よりも、自ら「贈りたい」と思える仕組みを大切にしています。そのため第三者からは誰が誰へカードを贈ったのか分からない、クローズド型のコミュニケーションを採用しています。また、インセンティブが動機となってしまうポイント制度は採用せず、自分の気持ちを相手に伝えることに重きが置かれるようにしています。代わりにランク制度を用いており、カードを多く贈るほどランクが上がります。贈られたカードはデータ分析され、アルゴリズムによって自分の強みが洗い出されます。PRAISE CARDの活用が、自己分析や成長意欲の向上にもつながります。さらに、こうした分析に基づく「相性診断」機能もあり、自分と特性が近い人や補完関係にある人が見つかります。診断結果にこれまで仕事では関わらなかった人が出てくることで、新たなコミュニケーション機会も創出されます。

牧野企画初期から、PRAISE CARDを贈った方も受け取った方も、蓄積されたカードが個人の財産になるようにしたい、と考えていました。信ぴょう性を担保し、改ざんされない形で蓄積するために、ブロックチェーンのテクノロジーを採用しました。誰の手による不正も不可能なブロックチェーン技術を用いることで、個人への評価・称賛を確実に残し、組織だけでなく当事者自身がデータを活用できるようにしました。また、PRAISE CRADを「贈り物」として交換するUI・UX面では、博報堂コンサルティングさんにお力添えいただいた部分が大きいです。

依田手軽に称賛できなければ意味がないと思ったので、メールやチャットよりも手軽なもの、としてアプリを選びました。贈る人とカードを選ぶシンプルな動作により3タップで贈れる手軽さは大切にしています。高揚感も大切にしており、称賛カードを受け取る時も贈る時も、「キラン」と音が鳴るんです。より楽しく、使いたくなる音で、称賛が習慣化されるよう、デザイナーと何回も何回も検証しました。受け取ったカードは、通知がきてもアプリを開くまで誰から贈られたか分かりません。プレゼントを開けるときのようなドキドキ感を意識しました。

牧野こうした追求は、当社だけでは成しえなかったことだと思っています。博報堂コンサルティングさんが「使って楽しくなる」演出の工夫を詰め込んでくださいました。

称賛カードを送信する際の画面(動画)

称賛カードを受信した際の画面(動画)

称賛カードを送受信する様子。送・受信時に特徴的な「キラン」という音が鳴る

――皆さんがこのPRAISE CARDで実現したいのは、どんなことでしょうか。

牧野もっと多くの方々にPRAISE CARDを広めていきたいです。今は企業の従業員同士の関係性を高めることに力点を置いていますが、そのメリットが強調されるだけでなく、あくまで個人が輝き、成長することを大切にしたい。そのため、個人が会社を辞めても、受け取った称賛カードや、それによって見えた自分自身の傾向といったデータは、末永く残るような仕組みにしたいと考えています。

金木日々お客さまと接する中で、エンゲージメントやコミュニケーションの活性化は重要なキーワードです。課題感を持ちながらも解決策が分からない、と悩んでいる企業も多いのではないかと感じます。PRAISE CARDがその悩みを解消するきっかけになるのではないかと期待感を持っていますし、お客さまと一緒に組織の変化を感じたいと思っています。

奥村「自分らしさ」がPRAISE CARDの1つのキーワードと感じています。そのうえで、相手のその人らしさも認められる世界がPRAISE CARDで実現できるといいなと思っています。認め合える関係性が成立している組織であれば、自然と心理的安全性や所属意識が生まれると考えています。そんな組織で働けることはすごく幸せなことだと思います。

依田私はまず、お互いを尊重し合う「優しい世界」を作りたいと思っています。あとは、「風変わりな人」がどんどん増えてくればいいな、と。風変わりな人に対して、「君って最高だよ」という称賛がなければ、みんなが平均点ばかりを目指してしまう。それでは面白くないですよね。個性を出す、挑戦することをPRAISE CARDが後押しできれば人が生き生きし、社会が良い方向に向かうので、大変意義のあることだなと思います。

正木私の立場からは、サービスの実践と学術の両面からお話したいと思います。実践面でいうと、今の企業経営や組織マネジメントは合理的に管理する側面が強くなっていると感じます。仕事に感情は持ち込まないのはある意味正しい。しかし、「それだけでいいのかな」との疑問を個人的には持っています。人間は感情に引きずられる生き物です。仕事だからといって急にドライになれるわけではない。PRAISE CARDは感情をしっかり表に出し、生かすためのツールとして広まるといいなと思っています。学術面では今の話の裏表で、「では感情的な部分を表すことには働くうえでも本当に意味があるのか」を分析していく必要があります。現在は、仕事上でどんなコミュニケーションが大事なのかというエビデンスがそれほどない状況で、さまざまなトライをしていかなければならない段階です。PRAISE CARDはその選択肢の1つとして大きな価値があると思います。

得られたデータの分析から感謝・称賛の価値を裏付け、伝えていく

――先行導入された企業でPRAISE CARDを使用して見えた効果はどのようなものでしょうか。

正木PRAISE CARDによって対人関係が可視化、定量化できることは間違いないです。カード枚数以外にも、誰が誰に送っているのか、矢印でつないでみると人と人のつながりが可視化できます。これらを多角的に分析すると、企業らしさや文化のようなものが浮き上がります。そのうえで、例えば会社によっては、「女性は気配りを褒められやすく、男性はそれ以外を褒められやすい」などのジェンダーバイアスや、部署同士のつながりが希薄などの課題も見えます。課題を知ることで、部署間の連携を強化して新たなシナジーにつなぐといった可能性も探れるようになります。

また、PRAISE CARDは日本人や日本の組織特有の文化を打破する一手にもなり得るでしょう。ある調査で、外資系企業の従業員にアンケートをとり「普段、同僚に感謝をしている/されていると感じるか」聞いたところ、ほとんどの人が5段階調査で「5」か「4」をつけたことがありました。欧米文化圏の社風では、「思ったことはきちんと伝える」ことが前提とされていると感じます。一方、日本の企業文化は、特別な場面で感謝を伝えることはあっても、当たり前と思う相手に何かされた場合には、わざわざ感謝を口にしない傾向があります。それゆえ、「こちらは日頃感謝しているのに、受け手はそれを感じていない」といったズレが生じがちです。感謝や称賛が自然と表出する文化の土壌を育み、ミスマッチを解消するためにも、PRAISE CARDという“ステップ”を用意することは効果的でしょう。

依田PRAISE CARDは組織や個人の傾向が可視化されるので、その分析結果は採用にも生かせると思っています。「優秀な人が欲しい」という曖昧なものではなく、エビデンスに基づいて、「社内でこんな人たちが活躍している」「これからこういう人が欲しい」と言える組織は強い。人材獲得施策としても、採用の精度を上げる効果があると思っています。

奥村私からは個人の成長における効果についてお伝えしたいと思います。マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が「成功循環モデル」で提唱したのですが、組織の人間関係の質が良くなると、思考の質が良くなり、いろいろなアイデアが生まれたり、人のアイデアを受け入れたりするといった行動の変化が起こります。すると、自分から組織に積極的に働きかけるような行動を起こすようになり、その結果、さらに人間関係が良くなるという成功循環が起きるんです。PRAISE CARDはこの成功循環モデルにフォーカスしているのですが、やはり称賛や感謝といったものを通して、関係性の質、思考の質、行動の質が変わっていくのだと考えています。

――最後に、皆さんの今後の展望や意気込みをお聞かせください。

牧野PRAISE CARDには企業を横断してデータを管理する共通基盤があり、そこにはブロックチェーンの仕組みを取り入れています。万が一BIPROGYがサービスを停止するようなことがあっても、ユーザーが蓄えたPRAISE CARDのデータを個人の資産として守るため、ビットコインのシステムと同じで、ブロックチェーンに永続的に残します。このようにして、今後はPRAISE CARDを1企業が管理する人的資本としてではなく、社会的で保有する人的資産、つまり共有財として広めて残していきたいと考えています。将来的には基盤の部分を開放し、日本はもちろん世界へも広めていくことが私の展望です。

金木私はPRAISE CARDの価値を信じているので、まずはユーザーをさらに増やしていきたいです。尊敬できるプロジェクトの皆さんと一緒にチームになって進められていることをとても幸せに感じています。営業としてチームに貢献し、サービスの価値を広く伝えていけるよう、自分の役割をしっかり果たしていきたいと思っています。

奥村実際にPRAISE CARDを使用してみて、対面では「ありがとう」の一言で済ませてしまう場面でも、称賛カードがあると「何が」ありがとうなのかが見えるというのが想像以上にうれしい、と感じています。こうした具体的な伝え方は、メールやチャットで行なうと手間がかかりがちです。その点、PRAISE CARDはコミュニケーションのコストを下げつつ細かな気持ちを伝えられるメリットがあります。さらに、「より具体的に感謝・称賛を伝えたい」という場合は、称賛カードにメッセージも添えられるようにもなりました。人それぞれに合った多様な使い方を提示しながら、PRAISE CARDをより多くの人へ広めていきたいですね。

正木人間は「空気を読んで生きる割に、空気を読み違えるのが当たり前」という厄介な生き物です。従業員は「こんなに頑張っているのに認めてもらえない」と思っていても、実は上司からすると「認めている」と思っていた、といったミスコミュニケーションは頻繁に起きているのです。PRAISE CARDが介在することで、お互いの想いが分かりやすく可視化され、コミュニケーションが活性化するうえに、不要な誤解も減ることが期待されます。お互いの評価や想いを適切に受け取れるのは、PRAISE CARDのシンプルかつ重要な価値だと捉えています。

今後PRAISE CARDの効果を検証していくに当たっては、他の要素とかけ合わせた分析が大切でしょう。例えば従業員が自発的な行動をどれくらいとっているか、というデータと各個人の分析データのかけ合わせや、チームワークやエンゲージメントとの組み合わせによる分析などの検証を重ね、研究を広げていくことも、運営研究の観点からは重要となります。感謝・称賛にはどのような価値や限界があるかをデータで検証し、社会や企業に示すことが、私の目標であり、やるべきことだと思っています。また、「世界に広める」ことが実現すれば、国ごとの比較もできるようになるはずです。フォーマルなコミュニケーションの本質的な部分における国際比較、地域比較の研究材料にもなっていくのでは、と期待しています。

依田私たちはつい日ごろの感謝をため込んで、あるタイミングでまとめて伝えがちですが、日々、感謝をその都度伝えればいいと思うんです。PRAISE CARDを使って、毎秒、毎分、気付いたときに感謝を伝えることが当たり前の世界になればいいなと思います。また、PRAISE CARDは内省ができることも大きなメリットです。カードをもらうことで自己分析ができることに加え、贈る際にも自分の行動を振り返る機会があります。贈ることと受け取ることの両方によって起きる「内省」の深さによって個人の能力、創造力を引き立てて、面白いことを考える人がたくさん生まれてくればいいなというのが私の強い想いです。PRAISE CARDがあれば、それが実現できると思っています。

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