「BIPROGY JUNIOR OPEN バドミントン フレンドリーマッチ」開催!

バドミントンを通した地域貢献への大きな一歩を踏み出す

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BIPROGYは2023年3月12日、東京都江東区の深川スポーツセンターにおいて、「BIPROGY JUNIOR OPEN バドミントン フレンドリーマッチ」を開催しました。本大会は東京都の小学校1年~3年生を対象にした非公式戦で、86人のジュニア選手たちが熱戦を繰り広げました。2022年4月の社名変更後、初となるバドミントンの大会を開催した背景には、地域の方々に新社名を知ってもらうとともに、バドミントンを通して社会貢献をしたいという想いがありました。試合の前には、現役時代には国際的に活躍し、現在は広報部に所属する栗原文音を中心に、BIPROGYバドミントンチームの選手たちがコーチとして講習を実施するなど、次世代を担う子どもたちの育成も兼ねた有意義な大会となりました。その様子をレポートします。

ヘッドライン

86人のジュニア選手たちが学年ごとに熱戦

朝9時、江東区の深川スポーツセンターには元気いっぱいの子どもたちが東京中から集まりました。開会式ではBIPROGY広報部部長 滝澤素子が「江東区豊洲に本社を置く当社は、2022年4月に日本ユニシスからBIPROGYへと社名が変わりました。ご縁のあるこの場所で何か貢献したいと考え、フレンドリーマッチの開催を企画しました。今日は1日、ぜひ皆さんに楽しんでほしいと思います!」と呼びかけました。

写真:滝澤素子
BIPROGY株式会社 広報部部長 滝澤素子による挨拶

続いて、日本小学生バドミントン連盟会長 黒川茂氏の挨拶では「バドミントンは2022年に世界選手権があり、ますます世界的に盛り上がりを見せ、ジュニアの選手たちも世界で活躍しています。この勢いに続くように、今日は素晴らしい1日にしていただけたらと思います。頑張ってください」と激励しました。

写真:黒川茂氏
日本小学生バドミントン連盟会長 黒川茂氏による挨拶

試合の前には、栗原文音を中心に、BIPROGYバドミントンチームの上田拓馬コーチ、香山未帆選手、大竹望月選手、高橋美優選手、森口航士朗選手が指導者として、さらにBIPROGY社員からもバドミントン経験者がボランティアとして参加し、講習を実施。ウォーミングアップのランニングからスタートし、実践的なノック練習まで、2時間にわたり指導を行いました。参加した子どもたちからは「こうやって練習すれば強くなれるんだなとわかった」「とてもわかりやすかった」といった声がありました。

講習中の様子。
選手やコーチから直接指導を受けたり、デモンストレーションを間近で見たりと、
子どもたちの目が輝いていました

講習の後は、いよいよフレンドリーマッチがスタート。学年別に、男子シングルス、女子シングルスのリーグ戦が行われました。1年生は1試合15点先取、2・3年生は21点先取のルールで、体育館8面を使用。大人顔負けの熱戦が繰り広げられ、中には試合に負けて、悔し泣きする姿も。しかし、結果にかかわらず、試合が終了すると大きな声で元気よく「ありがとうございました」と挨拶するひたむきな姿が印象的でした。子どもたちは試合を通して悔しさも楽しさも存分に味わったことが伝わってきました。

試合中は皆さんプロ顔負けのまなざしで集中。
審判の補助も子どもたちが行いました

閉会式では、優勝した選手17人に表彰状が授与され、BIPROGY代表取締役社長 平岡昭良が「皆さんが真剣にプレーしている姿を見て、私たちも力をもらいました。これからも皆さんと一緒にバドミントン競技を盛り上げていけたらと思います」と挨拶しました。

バドミントンを通して地域貢献 新社名認知の工夫も

本大会の開催目的は、「地域貢献活動」と「新しい社名の周知」の推進。2022年までバドミントンチームのマネージャーを務め、本大会運営チームの1人である中村憲尚は、「以前からバドミントンを通して地域に何か貢献できないかと考えていました。また、社名変更に伴い、日本ユニシスのバドミントン部は知られているけれど、BIPROGYのバドミントン部として新たに認知してほしいという思いでフレンドリーマッチを企画しました」と話します。

写真:中村憲尚
BIPROGY株式会社
広報部 コーポレートコミュニケーション室 中村憲尚

加えて、「実業団チームの講習会の形をとれば、多くの人に参加してもらいやすいとは思っていましたが、あえてフレンドリーマッチとすることで、参加したジュニア選手や保護者、スタッフの全員が参加型で楽しめる大会を目指しました」とその意図に触れました。

また、2019年までバドミントン部のコーチを務め、同じく運営チームの清水文武は「バドミントンの指導者としてのこれまでの経験を生かして、次世代の育成に貢献していきたいと考えました」と本大会開催に込めた思いを語りました。

写真:清水文武
BIPROGY株式会社
広報部 コーポレートコミュニケーション室 清水文武

新社名認知の狙いから、当日のチーム分けはB(ブルー)・I(インディゴ)・P(パープル)・R(レッド)・O(オレンジ)・G(グリーン)・Y(イエロー)と社名の頭文字の色を割り当て、そこにホワイトをプラス。社名に興味を持ってもらえるよう工夫しました。

さらに、参加賞としてプレゼントしたTシャツにもBIPROGYの社名をプリント。「前面のデザインは、ロゴとグラフィックエレメントでかっこよく、背面はかわいく、と考えました。バドミントンのイベントだと分かるように、バドミントンのシャトルに大会名を入れ、ハートを3つ並べました。この3つのハートには、BIPROGYがバドミントンと地域を結ぶという意味を込めています」と同運営の皆川眞貴は説明します。

写真:皆川眞貴
BIPROGY株式会社
広報部 コーポレートコミュニケーション室 皆川眞貴
オリジナルTシャツはスタッフがブルー、参加者にはライトブルーが配られました。
試合終了後には自然と子どもたちが選手へサインをもらう場面が散見され、すてきな記念品となりました

大会の参加者は、東京都のバドミントンクラブに所属する経験者。本大会の意義について、小平ジュニアバドミントンクラブの監督であり、本大会運営に当たりアドバイザー役も担った城戸友行氏は、「特定のチームだけがトップアスリートやオリンピック選手と交流できるのではなく、不特定多数のチームが交流できるのは大きなメリットです。さらに、普段とは違うチームの選手と交流もできるので、本大会はバドミントンという競技を社会的に広めていく『普及』の意義が大きいと感じました。一方で、競技の発展には『強化』と『普及』の両輪が大事。BIPROGYなら『強化』を目的とした企画にも対応できるはず。両面からのさらなる社会貢献を期待しています」と語りました。

写真:城戸友行氏
小平ジュニアバドミントンクラブ 監督 城戸友行氏

また、本大会開催地・江東区のバドミントンチームであるシャトラーズ深川の監督 平山政吉氏は、「これまで中学生や高校生を対象にした講習会はありましたが、今回は小学校低学年が対象で、大変うれしく思っています。子どもたちは十人十色ですが、コーチの目を見て話を聞いている選手は伸びます。楽しく試合をするには日ごろの練習が大切。だから、練習は厳しく、試合は楽しくと教えています。ぜひ、このような大会を定期的に開催してください」と期待を寄せました。

写真:平山政吉氏
シャトラーズ深川 監督 平山政吉氏

BIPROGYもバドミントンも身近に感じてもらえる恒例イベントに

参加したジュニア選手たちにも感想を聞きました。

(写真左上から時計回りに)「幼稚園の年中からバドミントンを始めた。試合で勝ったときが一番楽しい。将来はオリンピックに出場したい」(にこちゃん・小学2年生)、「勝っても負けても、試合が好き。今日は1試合負けてしまったけど、楽しかった。もっと強くなって、今日負けた選手にも勝ちたい。また練習を頑張ろうと思った」(だいきくん・小学3年生)、「講習が楽しかったので、参加して良かった。世界一になることが目標」(ゆうごくん・小学3年生)、「強い人に勝ったときが楽しい。大会では違うチームの選手に会えるので、自分から話しかけて仲良くなれる。いろんなチームに友達ができた」(さわちゃん・小学2年生)

どのジュニア選手も目を輝かせ、バドミントンの楽しさや大きな目標を教えてくれました。このほかにも多くの参加者から、「次回も参加したい」という声が上がっていました。

講習のコーチを務めた栗原は、試合風景を見て、「試合に負けてしまって泣いている選手がたくさんいましたが、私も小学生の頃は1点取られるだけで泣いていたので、その頃のことを思い出しました。楽しさだけでなく、勝負にこだわって真剣にバドミントンと向き合っているのだと感じました」と自身の体験も踏まえて話しました。

写真:栗原文音
BIPROGY株式会社
広報部 BX室 栗原文音

中村は「バドミントンを始めたばかりの子どもはラリーがつながり、楽しくプレーできることが大事ですし、ある程度経験を積んだ子どもは、勝ち負けからさまざまなことを学ぶのだと思います。今回のフレンドリーマッチがたくさんの友達をつくり、自分を高めるきっかけになったのならばうれしいです」と感想を述べました。

さらに、本取り組みの今後についても、運営チーム一人ひとりが熱い想いを語りました。

大会終了直後、初の試みとなったイベントの成功に安堵と充足感に満ちた表情を浮かべる
運営チームの4人

「『BIPROGY JUNIOR OPEN』の名前が定着するよう、毎年の恒例行事にできたら。また、個人的にはプログラミング教室のような機会も同時に開催して、バドミントンとプログラミングの両方に興味を持ってくれるきっかけとなるようなイベントになれば面白いですし、当社により関心を持ってもらえるのでは、と考えています」(中村)

「今後は、バドミントンと触れ合ったことがないお子さんにも家族で参加してもらい、地域を盛り上げていけるようなイベントもできれば、と思います。経験者向けだけではなく未経験者のイベントも含め、イベント後にバーベキューなどを行い、さらに交流を深めるオフの時間もつくれる企画も考えてみたいです」(栗原)

「BIPROGYの歴史と共に続いていくイベントとしたいです。また、参加者だけでなく社外の応援してくださる皆さまにとっても、私たち社員にとっても、バドミントンが遠くにあって応援するだけのスポーツではなく、より身近なものだと感じていただける活動をしていきたいです」(皆川)

「無事に終わってホッとしました。関わってくれた全ての皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。今後、BIPROGYにしかできない、恒例のイベントに発展させていきたいです」(清水)

子どもたちやその家族、そしてBIPROGYバドミントンチームの選手や社内の運営スタッフ、それぞれが充実感、手応えを得られたイベントだったからこそ、今後への期待がそれぞれに膨らんだ様子でした。

大盛況で幕を閉じた第1回「BIPROGY JUNIOR OPEN バドミントン フレンドリーマッチ」。本イベントは、定期開催も見据えています。これからもBIPROGYはバドミントンを通して地域とつながり、さらなる貢献を目指し活動を推進していきます。

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